農家と語る“よく生きる”
鳴子の米プロジェクトmeetsアート
■日時 2009年8月9日(日) 13:30start
■会場 オニコウベリフレッシュセンター
大崎市鳴子温泉鬼首字原43番地1
※JRでお越しの方はシャトルバスを運行しますので、鳴子温泉駅に12時25分までにご集合ください。
■参加料 500円
※お支払いは当日で結構ですが、必ず電話かメールでご予約ください。
NPO法人鳴子の米プロジェクト
TEL 0229-84-7367
E-mail komepro181@yahoo.co.jp
4年前から行われている鳴子の米プロジェクトは、耕作放棄地が激増する中、山間地で米作りを続けていくためのしくみを、農業者と都会の人々が支え合ってつくっただけでなく精神的にも深い意義を生み出した取り組みです。鬼首で生きてきた農家の人々にふれた人は、必ず「よく生きる」とは何かを深く考え始めるのです。生きていく上で不可欠な「食」と、豊かな生き方について、アート界の重鎮と東北の農に通じた民俗研究家、そして農家が語り合います!
よく生きるって何なんだ!?
出演
■加藤種男(アサヒビール芸術文化財団事務局長)
1948年生まれ。アサヒビールの社会貢献部門を幅広く担当。特に企業による文化振興の旗振り役として、企業メセナ協議会研究部会長。横浜市芸術文化振興財団専務理事を兼務し、地域創造に取り組む。日本NPOセンター評議員、アートNPOリンク理事。共著に『社会とアートのえんむすび』(トランスアート)などがある。2008年、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。
■結城登美雄
(民俗研究家)
1945年中国(旧満州)生まれ。山形県大江町で育つ。山形大人文学部卒。仙台市内の広告デザイン会社経営を経て、東北各地の地域おこし活動に携わる。 宮城県宮崎町「食の文化祭」宮城県北上町での「みやぎ食育の里づくり」など生活文化に基づき、集落に深く入り込んで農の問題に取り組んできた。鳴子の米プロジェクトを成功に導いたプロデューサーでもある。2004年、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。宮城教育大 ・東北大学などの非常勤講師。近著に「東北を歩く」(新宿書房)
■上野健夫(NPO法人鳴子の米プロジェクト代表)
鳴子温泉中山平の南原地区で農業・畜産を行っている。「日曜山村学校」という農業体験の場を自らつくり、作る人と食べる人がつながるよさを実感してきた。NPO法人鳴子の米プロジェクトは、2008年9月、宮城県大崎市鳴子温泉地域の農業生産者および地域内外の住民を信頼でつなぎ、地域の農を支え食文化を活かしながら、豊かな地域社会の実現と次世代への継承に寄与することを目的に結成された。
鳴子の米プロジェクトについての参考サイト
http://www.city.osaki.miyagi.jp/annai/kome_project/01.html
コーディネート 吉川由美(鳴子温泉”生きる”博覧会ディレクター)
仙台市生まれ。プロデューサー、演出家。コンサート・演劇・ダンスなどアートイベントのプロデュース・脚本・演出、各地の文化ホールの運営を手がけるほか、さまざまなコミュニティーで市民を巻き込みながらアートプロジェクトを展開している。宮城県登米市の登米祝祭劇場の運営プロデューサーを務めた後、えずこホールのコーディネーターとして開館以来、住民が参加・創造する新しい文化ホールのプログラムづくりに約10年取り組んだ。仙台市卸町、一番町四丁目、青葉通、東北大植物園などでアートプロジェクト「はっぴい・はっぱ・プロジェクト」を展開。国土社刊「絵の中のこどもたち」に、「表現の可能性を信じて」を執筆。宮城大学非常勤講師。